海外向けの多言語オンラインアンケートの実施

海外ユーザーに向けて、多言語でのオンラインアンケートを実施した。

注意したこと

自動翻訳によって本来の意図とずれた翻訳結果になる、といったケースをよく見ているのでネイティブに翻訳を依頼した。

英語はある程度理解できるが、中国語は翻訳した文章が適切かどうかがさっぱり分からないので翻訳者と意志疎通を心がけた。
オンラインアンケートの場合、回答フォームの体裁も翻訳者に伝えないと過剰な説明が追加されたりしたので注意が必要。

海外向けのため、表現にセンシティブなものがないかも翻訳者に確認した。
文化的な背景が異なるので、意図しない反感を買うことは避けたい。

オンラインフォームの選定

Google form

無料で軽快。シンプルな操作でフットワーク良く検査が実施できる。
文字数などの入力規則、バリデーションも可能。結局これを利用した。

デフォルトではオフになっているが、個人情報保護の観点から他ユーザの回答が見られる設定にしないこと。
(自由記入欄に氏名の記入など、こちらが意図しない入力が行われる可能性も考慮)

MS Forms

Google Formに比べると重いイメージ。
外部利用NGの社内ルールのため、今回は見送り。

前処理

複数言語で実施したため、まずは結果を統合して言語を統一する作業が発生した。
まだ回答期間中だが、色々と失敗したなと思ったことは以下。

  • ダウンロードできる回答にナンバーを振っていなかったので置換作業が煩雑になった
  • 自由回答はできるだけ減らす(念のため、程度であれば省く)
  • 実施期間を長く取りすぎた。期間中にユーザの環境が変化する可能性がある

多言語での実施が初めてだったため、その類の反省が大きい。
次回実施の際は集計・分析も視野に入れて効率化して進めたい。

分析

今回のアンケートは自分で設計できたので、分析方法も融通が効く。

顧客DBとの接続や、機械学習なども考えているので楽しみ。

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