海外向けの多言語アンケートを実施した結果について。
回答数が必要とした数の4倍近く得られ、成果としては上々だった。
一方で反省点もいくつか得られた。
反省点
- 中国語など、自分が全く予備知識がない言語は自由入力欄の処理に倍時間がかかる
- 英語等のある程度理解できる言語でも、口語?に近い自由入力は理解が難しい
自分が全く予備知識がない言語は自由入力欄の処理に倍時間がかかる
回答数が数百〜を超えてくると、自由入力欄の処理にもかなり時間がかかった。
特に中国語など、私が全く理解できない言語の場合は原文を見てあたりをつけるといったこともできないため翻訳ツールをいちいち介する必要があった。
個人情報の記入はしないという了承を得た上でのアンケートだったが、実際に記入されている可能性も排除できないので気を使う必要があった。
英語等のある程度理解できる言語でも、口語?に近い自由入力は理解が難しい
英語などある程度理解できる言語でも、口語に近い文章なのか理解が難しい記述がいくつか見られた。
また、意図がよく分からない回答などもあり、ネイティブに質問の文脈も添えて確認が必要なものもあった。
良かった点
- ネイティブに質問文の翻訳を依頼したため、回答の精度も上がった(と思う)
- google formは使いやすい
ネイティブに質問文の翻訳を依頼したため、回答の精度も上がった(と思う)
当初は自動翻訳での配布を予定していたが、ネイティブに依頼できるシチュエーションになったので翻訳を依頼した。
自動翻訳文章とは全く異なる翻訳となったり、私と翻訳者のやりとりで精度が増した翻訳になったりと学びが多かった。
質問の意図が分からないといった回答もほぼなく、より精度が高い外国語のアンケートを行う場合は翻訳者を介することが必須であると感じた。
google formは使いやすい
条件分岐なども簡単に実装でき、動作も軽快でとても使いやすかった。
個人情報の処理に関する同意など、回答者の同意が得られたら質問が開始されるといった機能があるとなお良い。