3-1. クロス集計の軸設定と見方
クロス集計は「2変数のカテゴリの組み合わせについてデータ個数や比率を集計」することで、「縦横のカテゴリの関連を調査することができる」。
変数間の関連性を見出すことで、課題のあぶり出しに役立つ。
カテゴリーデータの例
めっちゃ今週のテストに出そう。
分類 | 特徴 | 変数の例 |
デモグラフィック変数 | 人口統計分布に基づく変数。基礎情報。 | 性別、年齢、職業、年収など |
地理的変数 | 地理的な変数。マーケティング等でよく使う。 | 国、行政区、都市と田舎など |
心理的変数 | 価値観や好みなどの変数。意識調査などから作成する。 | ~が好き、~を使っているなど |
行動変数 | 行動を表す変数。 | 購買履歴、使用頻度、アクセス状況など |
クロス集計の流れ
仮説生成
カテゴリーごとの予想をもとに、検証可能な仮説を生成する
軸(変数)の設定
仮説を説明可能な変数の組み合わせを検討する
クロス集計実施・解釈
実際に集計して解釈する。軸を変えてみることで、様々な視点から解釈を重ねることができる。