MovableType8(MT8)が公式から告知出ていたので確認。
2023年秋にリリース予定の Movable Type 8 の概要
https://www.movabletype.jp/blog/mt8-overview.html
不要なプラグインやcgi削除
- XMLRPC API, Atom Publishing API
- ログフィード (Activity Feeds)
- クイック投稿 (Quick Post, 旧ブックマークレット)
- トラックバックの送受信
- 更新Pingの送信
- コメント機能の一部 (Facebook Commenter, Spam Lookup)
- mt-testbg.cgi や mt-ftsearch.cgi など CGI の一部
- OpenID プラグイン
- ヨーロッパ言語サポート (de, fr, es, nl)
英語と日本語のみを継続します- 古い JavaScript ライブラリ群
しょっちゅうセキュリティホールになっていたXMLRPCが削除。
その他アップデート後に手動で除去していたプラグインやcgiがデフォルトで除去されることになった。かなり面倒だったので助かる。
mt-staticの区分け
安定運用やセキュリティの向上のため、旧来のバージョンとの互換性に影響がある変更を予定しています。
- パッケージ構成の見直し
システム領域とユーザ領域の明確な分離、mt-static 内のユーザ領域を外部にします- プラグイン機構の見直し
設定ファイルのないプラグインの無効化をデフォルトにし、対象バージョンの指定を必須とする予定です
mtディレクトリ内にあったmt-staticが外に出る?
気になる新機能
- Data API v5 (r.5401)
XMLRPC/AtomPP にしかない機能を追加
再構築まわりのAPIを使っているので、このあたりがどう変わるのか気になる。
と思ったが、もうリファレンスが公開されていた。テンプレートまわりを確認しておく。
https://movabletype.github.io/mt-docs-data-api-reference/v5.html
ライフサイクルポリシー
現在のMT7はMT8がリリースされる来年秋から1年でサポート修了。さらにそこからセキュリティアップデートのみ1年間継続。
実質MT7の寿命があと2年ということになったので、入れ替えに関する業務を予定しておく。
ただ昨年〜今年のセキュリティに関するトラブルが継続していることから、運用体制に関して大掛かりな検討が必要。